《特別寄稿J》

「カルト汚染の時代」

1 現代のカルト発祥についての歴史的経緯について
  
 今から約150年前、地球支配を狙う闇の政府(別名300人委員会)は、下部機関である、英国情報部カルト局に
より、マインド・コントロールの手法を研究すると共に種々のカルト集団及び後には、共産主義運動を財政的に支援す
ることにした。

いわゆる人類奴隷化計画の始まりである。「地上の楽園」という偽りの希望を主張する点で共通するのは、単なる偶
然ではないと思う。

  元々彼らは、古代イスラエルと敵対したカナン人の子孫であり、地中海のティルス・カルタゴで文明を築き、中世
にはベニスの商人として活動した。近代には英米世界強国に寄生している闇の政府を築き上げた。彼らは、特殊な
儀式により悪魔に人の心を売り渡した人々であり、全人類の奴隷化を計画している。残虐な戦争や生物兵器として
の疫病(エイズ・狂牛病など)さらにカルト宗教により、国家を崩壊させ、不安定な世界を招くと共に、各人の精神をコ
ントロールする事をもくろみ、富の略奪を目指している。

  日本国も闇の政府の標的になっており、日本銀行をはじめ、政府首脳及び高級官僚の大半もその支配下にある
と考えられている。なぜなら、300人委員会が支配下においているハーバード大学などの教育機関で超一級の理論
を刷りこまれているからだ。

  特に第二次世界大戦後、GHQの占領下において、日本人の伝統的な文化や価値観が巧みに否定され、国民は
民族のアイデンティティーを失ってしまった。

  こうした日本人の危機に気づいた一部の知識人達、三島由紀夫や司馬遼太郎など独立国としての日本を目指し
た人々は、幕末の坂本龍馬の中に日本再建の夢を託したのではないか。彼らは、米国の占領下から解放され自国
の防衛軍による日本人として大和魂のある国家像を願っていたが、カルト宗教は、まさに戦後の自尊心を失った若者
達を餌食としていき、国家的規模で精神を汚染している。



2 カルト宗教の分析について

  カルト集団の目的は何かをどうすればわかるのでしょうか。それを知る一つの方法は、寄付などの金銭の流れを
分析する事です。

  例えば、カルト宗教を一つのビジネスと考えると、信者を獲得することによりマインド・コントロールされた人々の財
産や労働を自発的に寄付させる事が可能となる。特に毎年12月頃のものみの塔・目ざめよ!の中に必ず寄付のこ
と(遺言で生命保険の受取人としてものみの塔協会を指定)が記載されている。

  しかも多くの国で宗教グループは保護され、日本で宗教法人の申請をすると、教理の内容審査もなく、オウム真
理教でさえ許可されていた。一旦、宗教法人の仮面を付けると、免税特権により、収入のほとんどが日本支部を経
由して世界本部へ送られる。しかも各会衆では官庁へ毎年財務内容を報告しているが、その後の流れについては、
外部からは分析が不可能であり、一部はベテルや宣教者の経費に使われているが、全体的な流れは不透明であ
る。

  もし、カルト宗教のスポンサーが、あのベニスの商人の子孫のような人々なら、戦争やテロリストの支援のため軍
事産業へ投資することも頷ける。戦争を一種のビジネスとしか見ない人々にとって、人間の命など何とも思っていな
い。まして、麻薬やカルト宗教により人々の精神や肉体を滅ぼすこと等なんとも思っていない。まさに人類の奴隷化
計画のために投資されていくのではないか。


もう一つカルトの目的を知る方法が考えられる。

  それは、教理の変更が度々なされることです。
  かつて、レイモンド・フランズが「良心の危機」の中で指摘のとうり、1914年の世代についての解釈を例に取る
と、(約20年ごとに変更されているが)ついには、終わりの日は、終わってみないと分からない事になりそうである。
1914年の世代はどこへ行ったのだろうか。

  このように、地上の楽園と言うにんじんが、あたかも馬の鼻先に吊されているかのごとく、信者達が前進するが、
決してその希望に到達することはないのです。

  なぜなら、この希望は、北朝鮮などの共産主義国でも同様に語られているプロパガンダであり、国民が手にする
ことは無く、カルト宗教グループの幹部達が、あたかも楽園の如く生活しているだけだから。
  
3 まとめ

  カルト宗教による被害は、一般社会からは理解しにくいと思う。なぜなら、外面的には、信者となった人々が自ら
選び、いわば自業自得であるとしか見られないから。また伝道活動により、被害者が加害者となることにより表面化
しにくい事も考えられる。

  しかし、フランスなど一部の国を除き、カルト法の整備が遅れており、このため、人生の大半を失い、財産を失う
人々は増加するでしょう。私達は、このカルト汚染の時代に今生きているのですから、各自が被害者体験を勇気を持
って語り、世論にうったえるべきではないでしょうか。そして、カルト法の整備を政府に請願出来る日の訪れる事を祈
りたいと思います。
                       
                                               以上

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